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平塚の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。インプラント治療と聞くと、痛そうとイメージされる方は多いのではないでしょうか。インプラントのネジは開発が進み、以前より長さが短いネジでもしっかりと骨とくっつくことが出来るようになってきています。今回はショートインプラントについてです。
インプラント治療での痛み、腫れの原因
インプラント治療は、失った歯の代わりにネジ(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
ネジを入れる土台の骨が十分にあれば、比較的痛み、腫れの少ない治療が可能です。土台の骨は歯を失った時期や失った原因によって、減っていきます。例えば歯周病で周りの骨が溶けてしまって失った場合、インプラントを支える骨も少なくなりやすいです。
支える骨が少ない場合、人工骨や自分の骨を移植して、支える骨を増やさなければならない場合があります。骨を移植する手術方法は腫れやすく、痛みの原因になりやすいです。また、骨が固まり自分の骨と一体化するのに時間がかかるため、治療期間が長くなりやすいです。
解決法 ショートインプラントとは
ショートインプラントとは、従来のインプラントよりも短い(通常8mm以下)インプラントです。インプラントのネジの表面に特殊な加工をすることで、従来のインプラントよりも早く、強固に骨とくっつくことが出来るようになってきたため、短いインプラントでもしっかり噛ませることができるようになってきました。
ショートインプラントを使用すると、骨の量や骨の質が少ない部位でも、骨造成手術を行わずにインプラント治療を行うことができます。
ショートインプラントのメリットとして、以下のことが挙げられます。
- 術後の痛み、腫れが少なくなりやすい
- 手術時間が短くなりやすい
- 骨造成費用が抑えられる可能性がある
- 治療期間が短くなる可能性がある
まとめ
ショートインプラントによる治療は、骨造成手術を行わなずにすむ可能性があり、ダメージが少なく、期間の短縮も期待できる治療法です。以前、骨の量が少なく治療困難と言われた方でも、インプラント治療を受けたいという方は、再度を検討してみてはいかがでしょうか。