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平塚の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。子どもの歯並びに影響する要因として、舌の悪い癖が挙げられます。今回は舌の悪い癖“舌癖”についてです。
目次
舌の悪い癖とは?
子どもの歯並びは、遺伝や顎の骨格の形成などの要因によって左右されますが、舌癖も歯並びに悪影響を及ぼすことがあります。舌癖とは、舌の位置や動きが正常でないことを指します。
舌癖には、以下のようなものがあります。
- 舌を前に突き出す癖
- 舌を噛む癖
- 飲み込むときに舌を前に出す癖
つばを飲み込むときに舌を押し当てていないか、しゃべるときに舌が見えていないか、よく観察してあげてください。
舌癖による歯並びの変化
舌癖による歯並びの悪化としては、以下のようなものが挙げられます。
- 上下の歯の出っ歯(上下顎前突)
- 前歯がかみ合わなくなる(開咬)
お子様の仕上げ磨きの際にこのような歯並びを確認したら、歯科医院の受診をお勧めします。
舌癖の改善方法
舌癖を改善するには、以下の方法が有効です。
- 舌のトレーニング
- 矯正装置による改善
舌のトレーニングは、舌の位置や動きを正しくするための訓練です。代表的なものとして“あいうべ体操”があります。
あいうべ体操は、口を大きく開けて、 「あ」→「い」→「う」→「べ」と発音しながら、 舌を順番に動かす体操です。ポイントはゆっくりと大きく動かすことです。大人にも良い効果あるので、ぜひ親子でやってみてください。
まとめ
子どもがつばを飲み込むときに舌を押し当てていないか、しゃべるときに舌が見えていないかよく観察してあげてください。舌癖を改善するのに、舌のトレーニングである“あいうべ体操”は有効です。歯並びに異常を感じたら、早めの歯科医院の受診をお勧めします。