歯みがきの際に血が出る…強く当てすぎ？

平塚の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。歯を磨く際に血が出たことはありませんか？今回は血が出る原因についてです。

歯を磨く際に血が出る原因って？

歯磨きをする際に、血が出ることがあります。血が出る原因は、主に以下の2つです。

• 歯肉炎、歯周病など歯ぐきの炎症
• 歯ぐきが傷ついてしまった場合

歯肉炎と歯周病

歯肉炎は、歯周病の前段階の状態です。歯周病菌によって歯茎が炎症を起こし、出血しやすくなります。

歯周病は、歯周病菌によって歯茎が炎症を起こし、歯槽骨が溶けてしまう病気です。歯周病が進行すると、歯と歯茎の間にポケットができ、歯垢や歯石が溜まりやすくなります。歯磨きをする際に、歯周ポケットから出血することがあります。

歯ぐきが傷ついてしまった場合

歯を磨く際に力がかかりすぎてしまうと、歯ぐきが傷ついて出血することがあります。特に歯ブラシを握るような持ち方で磨いている方は注意が必要です。できるだけ鉛筆を持つような持ち方をしましょう。

歯を磨く際血が出た時の注意点

歯磨きのとき血が出た場合は、以下の点に注意しましょう。

• 歯磨きの仕方を見直す

歯磨きの仕方が原因で出血している可能性があります。歯磨きをする際は、歯ブラシの毛先を45度に傾けて、歯と歯茎の境目を優しく磨きましょう。力がかかり過ぎると音がなって知らせてくれる歯ブラシというものもあります。参考にしてください。

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また、出血した場合でも歯磨きをやめないようにしてください。歯肉炎や歯周病の場合、歯茎の奥の汚れを取らないと腫れが引きません。痛みがないのであれば、歯磨きを続けてください。

• 歯科医院を受診する

歯磨きの仕方を見直しても血が出る場合、歯周病や歯肉炎が進行している可能性があります。歯科医院を受診して、適切な治療を受けましょう。医院で定期的に歯の状態をチェックしてもらい、歯垢や歯石を除去しましょう。

まとめ

歯磨きのとき血が出た場合は、痛みがない場合は歯磨きを続けてください。出血が続いたり、痛みが出る場合は、歯科医院を受診しましょう。歯周病の早期発見・早期治療により、歯を失うリスクを減らすことができます。