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平塚の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。当院では歯科用CTを設置してます。インプラント治療、精密な根管治療(神経の治療)には必須だと考えています。今回はCTについてです。
目次
歯科用CTとは?
歯科用CTは、治療に必要な情報を得るために、お口の中を立体的に撮影する機器です。従来のX線撮影では、2次元の平面画像しか得られないため、骨の厚みや神経との位置関係を観察することが困難でした。しかし、歯科用CTでは、お口の中全体を立体的に観察できるため、より正確な診断や治療が可能となります。
歯科用CTのメリット
歯科用CTには、以下のメリットがあります。
- 歯根や骨の細かい部分を観察できる
- 歯周病の進行度を3次元的に把握できる
- 親知らずの状態を把握できる(神経との位置関係)
- インプラント治療の計画を立てられる
- 矯正治療の計画を立てる際に役立つ
特にインプラント治療などの外科手術において、CTはもう必須であると考えられています。
歯科用CTの適応症
歯科用CTは、以下の症例に適応されます。
- 歯周病の診断・治療
- 親知らずの抜歯
- インプラント治療
- 矯正治療
- 顎関節症の診断・治療
- 顎骨の骨折の診断
- 顎骨腫瘍の診断
歯科用CTの注意点
歯科用CTは、X線を使用した検査であるため、被ばく量が気になる方もいるかもしれません。しかし、歯科用CTの被ばく量は、従来のX線撮影と比べて少ないです。
歯科用CTの被ばく線量は、1回あたり0.04~0.1mSv程度です。これは、年間の自然放射線量の約1/30に相当する量であり、安全に受けることができます。
また、近年では被ばく量を抑える技術が開発されており、さらに安全性が向上しています。
まとめ
歯科用CTにより、治療に必要な情報が得れるようになり、治療の安全性が向上しています。
当院でも、患者様一人ひとりに合った最適な治療を提供するために、歯科用CTを導入しています。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。