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平塚の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。舌を磨いたことはないでしょうか?なんとなく磨いたことはあるが、磨き方を教わったことはない方が多いと思います。今回は舌の磨き方についてです。
目次
舌磨き 何を磨いている?
舌の表面には舌乳頭と呼ばれる構造があります。味覚や咀嚼に関与しています。舌乳頭の間には“舌苔”というものが溜まります。舌苔は舌の角化物や食べかすなどからできます。舌磨きは“舌苔”を取り除くために行います。
舌苔の細菌の構成は歯周病などにより変化します。舌苔を取り除くことで、口臭予防につながったり、誤嚥性肺炎の予防に有効です。
舌磨きのやり方
舌磨きに使用する舌ブラシは、舌専用のブラシを使用するのがおすすめです。歯ブラシを使用する場合は、毛先が柔らかいものを使用しましょう。
舌磨きの手順は、以下のとおりです。
- 舌を前に突き出して、舌の表面を軽く触ります。
- 舌ブラシを舌の奥から手前にかけて、優しく動かします。
- 舌の表面全体を磨き、汚れを落とします。
- 口をゆすいで、汚れを流します。
舌磨きは、1日1回を目安に、歯磨き前に行うのがおすすめです。
舌磨きの注意点
舌磨きを行う際には、以下のことに注意しましょう。
- 舌を強くこすりすぎないように注意しましょう。
- 舌を傷つけないように、柔らかいブラシを使用しましょう。
- 吐き気が出る場合や、舌に痛みや出血がある場合は、無理に磨かないようにしましょう。
まとめ
舌磨きは、口臭や口内環境の改善に効果的な方法です。柔らかいブラシで舌の奥から手前に優しく磨くことを心掛けましょう。毎日の歯磨きに加えて、舌磨きも取り入れて、口の健康を保ちましょう。