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平塚市の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。顎を開けると痛い、顎が開きづらい、開けると痛みがある。そんな症状に悩まされたことはないでしょうか。今回はそんな症状、顎関節症についてです。
目次
顎関節症とは?
顎関節症とは、顎関節や咀嚼筋の痛み、関節音、開口障害といった症状が出る疾患です。顎の運動異常を主要症候とする疾患群の総括的診断名です。
顎関節症の症状
顎関節症の症状は、以下の3つのような症状です。
- 口を開ける・閉じる時に痛みがある
- あごを動かすとカクカク・ガクガクという音がする
- 口が大きく開けられない
これらの症状は、片側だけに出ることもありますし、両側に出ることもあります。
顎関節症の原因
顎関節症の原因は、まだ完全には解明されていませんが、以下のような要因が関与していると考えられています。
- 歯ぎしり・食いしばり
- ストレス
- 不正咬合
- 顎関節の外傷
- 日常の悪い癖(うつぶせ寝、頬杖をつくなど)
例えば、朝方に症状が強くなる方は夜間に歯ぎしり、食いしばりをしている可能性が高いです。また、スポーツをされている方や力仕事の方は知らず知らずのうちに食いしばりを起こしている可能性があります。
顎関節症の治療法
顎関節症の治療法は、症状の程度や原因によって異なります。基本的には、生活習慣の改善やマッサージ、ストレッチでの改善を目指します。
歯ぎしりが原因の可能性が高い場合、マウスピースを作成することで顎の安静を図ることもあります。
重度の場合手術の適応となる場合もあります。
顎関節症を予防するには
顎関節症の予防には、以下のようなことに気をつけましょう。
- 歯ぎしり・食いしばりをしない
- ストレスを溜め込まない
- 定期的に歯科検診を受ける
- 正しい姿勢で食事をする
- 硬いものを噛みすぎない
まとめ
顎関節症の症状が気になる場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。適切な治療や予防を行うことで、症状を改善し、健康な口腔を保つことができます。