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平塚の歯医者、なかとがわ歯科医院のブログページです。力をいれるとき、仕事で集中しているとき、気づいたらくいしばっていることはないでしょうか。子どものくいしばりは嚙み合わせの悪化を招く可能性があります。今回は子どものくいしばりについてです。
くいしばり(咬みしめ)は良くない?
くいしばりとは、歯を強く噛みしめ続けることです。くいしばりは、子どもの頃から始める人が多く、ストレスや緊張が原因と考えられています。
子どものくいしばりが続くと、奥歯が低くなることで、上顎の前歯が下顎の前歯を覆い尽くす「過蓋咬合」になる可能性があります。また、顔の輪郭もくいしばりにより変化する可能性があり、エラの張った輪郭になることが多いです。
くいしばりを防ぐために
子どものくいしばりを予防するためには、以下のことに気をつけましょう。
- ストレスを溜めない
子どもがストレスを溜めないように、十分な睡眠や適度な運動を心がけましょう。
- ふとした歯ぎしりに気をつける
子どもが歯ぎしりをしている場合は、まずは歯ぎしりをしないように注意してください。くいしばりのある子は、硬いものが好きになる傾向があるので要注意です。場合によっては、マウスピースなどによる治療を検討しましょう。
- 定期的に歯科検診を受ける
歯科検診で、子どもの歯並びや顎の成長に問題がないか、チェックしてもらましょう。
- 頬杖、うつぶせ寝をしない
頬杖やうつぶせ寝は噛みしめと同じように顎を押し付けるような力がかかってしまうため、見つけたら注意してください。
よく噛むのは悪い事?
よく噛むことは悪い事ではないです。ただし、硬いものやガムを強くかむことが良い事ではありません。“優しくたくさん嚙むこと”が良く嚙む正しいイメージだと思ってください。
まとめ
くいしばりは成長に良くない影響を及ぼす可能性があります。硬いものが好きな子どもは要注意です。くいしばり、頬杖、うつぶせ寝などを見かけたら注意してください。優しくたくさん噛むことを意識してください。